台風15号の爪あと…
台風15号の爪あと…
~第144回 スケートパークレポート~
9月9日未明に関東地方に史上最強クラスの台風15号が上陸しました。翌朝は街中の風景がいつもと違って見えるほど、大きな被害・影響を受けました。台風一過から一週間たったこの日、やしおスケートパークに来てみると、植え込みの桜の枝がかなりの数が折れていて、路面に落ちていました。葉っぱも晩秋の落葉の時期みたいに一面に広がっていました。
それでも滑走に使用するコース自体には、ほとんど枝も葉も落ちておらず、ここへ来るまでの歩道に植えられた立木が何本も倒れて、路面のタイルまで持ち上げた状態だったことを考えると、やしおスケートパークの環境がまだ穏やかだったことを物語っていました。
しかしこの日の天気は快晴で、気温も低くはありませんが、真夏に比べれば涼しく感じるほどでした。いよいよインラインにとって最高の季節がやってきそうです。
WEB登録・参加表明をしてくださったファミリーが初参加。横浜市から来てくれたいつきくん、ご両親、妹さんです。新横浜でインラインをしていた時に、kazさんからやしおスケートパークに誘われたそうです。いつきくんとさよちゃん兄妹はトイスケートを履いているにもかかわらず、パイロンをくねくねとパラレルで滑りぬけています。パパも前に進むことはできますが、まだ時々バランスを失って転んでしまうようですね。
パパにはさっそくやしおライダースメンバーのハードブーツ(SEBA-FR)をお貸しして、滑っていただきました。ある程度滑れるようになり、今後もスラロームをするのであれば、早い段階でハードブーツに切り替えても構わないと思います。FRでしたら、ホールド感と自由度のバランスもいいので、フィットネスブーツより早くスラロームの技を覚えられるのではないでしょうか?
そして、子どもたちもやしおの荒い路面で精一杯にトイスケートを滑らせているのを見て、体験用のジュニアブーツをお貸ししました。二人とも明らかに滑らかに滑れるようになりましたよ。
昨日(9/14)オーキッズのデモデビューしたばかりのしゅうだいくん。すっかりインラインに前向きになり、どんどん上手くなっています。パパのとどさんもオールドモデルのSEBA-HIGHを手に入れ、ついにSEBA-HIGH仲間になりました。滑りが変わっています!
しばらくよそへ出かけていた、けん玉くんたちが戻ってきました。オーキッズのメンバーが興味を持って取り組みます。大皿、中皿にのせられるようになったら、次はもしかめ…kazさんもけん玉を手にして子どもたちにレクチャーしていました。
先ほど少し触れましたが、オーキッズは前日に上神明天祖神社(蛇窪神社)のお祭りで、デモを行いました。毎年参加しているデモですが、去年は雨で中止になってしまったので、オーキッズのメンバーでも半分以上の子が初めてのデモになります。ホームである冨士見台児童センターから歩いて数分の場所なので、センターでリハーサルをしてからデモに臨みました。
今回は前回までよりもグレードアップして、エントリー、ソニックを含む5曲を披露しました。メレリーも元祖版です。だんだん演目が増え、高度になってきているオーキッズですが、一か月後の10月13日には次のデモが予定されています。
大崎駅前で行われる「しながわ夢さんばし」という大きなイベントの中で、やしおライダースが「インライン体験会」を開く予定ですが、その中でオーキッズのデモを2回設定しました。各演目には必要なスキルが決まっていて、特定の動きを一定時間内にクリアできないと参加できません。オーキッズメンバーは一つでも参加できる演目を増やすために、日々練習をしているわけですが、その目安となるタイム計測を定期的に行っています。
今回のやしおでも、参加したオーキッズメンバーはこーおかコーチ(まゆパパ)にタイムを測ってもらいました。スラロームはタイムが速ければいいというものではありませんが、速く滑れる=安定している、ということができます。タイム計測の結果を見て、メンバーは自分の課題をしっかりと意識して練習できるようになるのです。
一か月後のオーキッズデモに向けて、練習が始まりました。昨日エントリーでデビューしたオーキッズメンバーもどんどん上手くなって、たくさんのデモに参加できるようになってね!
次回のやしおスケートパークは、9月29日です。ぜひ参加してください。